それらをポスターにして掲示している方は多いと思いますが、枚数が増えてくるとごちゃごちゃしてきてあまり見てもらえなかったり、時間の経過とともに紙が色あせてきて見苦しくなったり・・・
デジタルフォトフレームでスッキリとさせましょう!
デジタルフォトフレームって?
名前の通り「デジタルな写真立て」です。本体に内蔵、あるいはUSBメモリやSDカードなどの外部メモリ、機種によっては無線LANで接続された機器などに入っている静止画や動画を再生するための装置です。どんな機種を選べばいいの?
家庭用であれば写真がきれいに見られるように画質にこだわったりするのですが、今回はお知らせを掲示するのが目的なので画質にはそれほど気を遣わなくても良いでしょう。選ぶポイントは
- 画面サイズ
- 対応メディア
- 対応フォーマット
設置する場所に応じた画面サイズを
デジタルフォトフレームの売れ筋はだいたい7インチ前後のようです。アナログの写真立てとあまり変わりないサイズでしょうか。窓口のカウンターに設置して受付や会計の際に見てもらうといった用途であればこのサイズが良いでしょう。7インチ前後の製品はたくさんあるので選択肢も豊富です。
待合室のイスに座っている患者さんが自然に見るとなれば、15インチ以上の大画面のものを選んだ方が良いです。15インチ以上の製品は店頭ではあまり見られないかもしれません。場合によっては小画面の液晶テレビで代用してもいいかもしれません。
また、特に大画面タイプを選ぶ場合には壁に掛けられるのかも重要なポイントになってきます。
手持ちのメモリーカードが使えるか
表示させる画像を保存しておくメモリの種類も大切です。たいていの機種はUSBメモリやSDカードに対応していると思いますが、メモリースティックやxDカードなどしかお持ちでない方は要注意です。また、内蔵メモリだけのものだと画像を本体に転送するのに若干不便かもしれません。静止画のみ?動画も?音声は?
静止画しか使わないのであれば問題ないのですが、動画も流したいといった場合は対応する動画のファイル形式に気を付けましょう。また、音声を出したい場合はスピーカーの有無も要チェックです。画像の作成はパワーポイント→jpeg保存が楽
さて、フォトフレームを設置しただけで肝心のコンテンツがなければ話になりません。業者さんにお願いしてもいいのですが、当サイトのコンセプトである「なるべく安価で」「できるだけDIY」の精神に反しますのでここは是非自作してみましょう(といいつつ私は最初だけ業者さんに作ってもらいましたが・・・)。
パワーポイント(もしくは他のプレゼンテーションツール、MacではKeynote?)でスライドを作成したことがあれば簡単です。通常通りスライドを作成して最後に「jpeg形式」で保存すれば出来上がりです。
パワーポイントでテーマを決めてスライドを作ることで、フォトフレームの案内に統一感を持たせることができます。
その他の方法として、手書きで作ったポスターをデジカメやスキャナで取り込んで使うのも面白いかもしれません。
ファイルを保存するときの注意事項
出来上がったコンテンツをフォトフレームのメモリに保存するときにいくつか気を付けるべきことがあります。一つ目は、ファイル名に日本語を入れないということ。
機種によっては日本語が入ったファイル名の画像を認識しないことがあります。ファイル名は英数でつけておいた方が無難です。
また、機種にもよるかもしれませんが、フォトフレームで再生される画像の順番をファイル名順にできることが多いと思います。ファイル名には表示させたい順番に通し番号を付けておくとよいでしょう。
さらにコツとしては、通し番号は「1,2,3,・・・」と1刻みではなく「00,10,20・・・」と10刻みくらいでつけておくと後からスライドを途中に差し込みたいとき(例えば診療時間案内の次に臨時休診のお知らせを入れたいとき)に便利です。
そして見落としがちですが、通し番号の桁数は揃えておきましょう。「1,2,3,・・・11,12」とつけた場合、再生される順番は「1,11,12,2,3,・・・」になります。この場合は「01,02,03・・・11,12」が正解です。
実際の使用例
最後に、私の医院での使用例をお見せします。患者さんが待合室のイスに座ったときに自然に目に入るように15インチのものを選びました。
イスに座った目線から
別アングルから
少し拡大
ちなみに一緒に写っているテレビは32インチです。サイズ選びの参考になさってください。
今回使用した機種はこちら
デジタルフォトフレーム-15型以上¥ 19,800 |
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