飛行機や列車、ホテルなどではオンライン予約はもう当たり前。患者さんの利便性を考えるとぜひとも導入したいところです。
今回は私の歯科医院で導入している予約管理システム「デンタマッププラス」についてご紹介します。
「ネット予約」でよくある間違い
その前に、巷の歯科医院のホームページで見かける「残念な」インターネット予約についてお話しておきましょう。
このタイプのネット予約はけっこう見かけるのですが、果たして患者さんにとって便利と言えるでしょうか?
- ホームページの「ネット予約」のリンクをクリック
- 診療希望日時を第3希望ぐらいまで入力
- 「後日医院から正式な診療日時をお知らせいたします」
オンライン予約を利用する方の多くは歯科医院に(診療時間内に)電話する時間的余裕がないものと思われます。
ご自身で飛行機やホテルの予約をネットで取るときのことを考えるとよくわかると思いますが、その場で予約が確定できなければネット予約のメリットはほとんどないと言っても過言ではありません。
まずは紙のアポ帳を捨てることから
このような残念な予約システムを採用している、というかせざるを得ない最大の理由は紙のアポイント帳をベースにしていることにあります。
(頼んだ業者のスキルの問題、ということもあるかもしれませんが・・・)
院内の紙のアポ帳に書き込まれて初めて予約が成立、というシステムのため
- 患者さんから送られてきた予約希望メールに受付スタッフが目を通す
- 患者さんの希望日時と医院の診療可能日時のすり合わせをする
- 患者さんに決定日時のお知らせをする
という煩雑なステップが発生します。
しかも診療時間外や休診日にはアポ帳を確認することはできないので患者さんへの連絡は早くて翌日、下手をすると2~3日後なんてことも起こりえます。
つまり、ネット予約システムを導入するためには紙のアポ帳を廃止しアポイントを電子化することが必要不可欠になります。
「そこまでやったら結構お金かかるんじゃない?やっぱりネット予約は簡単には始められないのかな~」と思いましたか?
ところがそうでもないんです。
「デンタマッププラス」は月額5,040円
ピクオス株式会社が提供しているデンタマッププラスはアポイント管理、ネット予約、ホームページ作成の3つの機能が月額5,040円で利用できるサービスです。
詳しくはリンク先を見ていただくとして、デンタマッププラスでできることの例を挙げていくと、
- 複数ユニット、複数ドクター・スタッフに対応した予約管理
- 予約画面から診療履歴を確認
- 予約前日に患者さんにお知らせメールを自動配信
- PCを複数台用意すれば受付だけでなく各チェアサイドでも予約可能
- 休診日で医院にいなくても自宅PCから予約の確認が可能
- PC・ケータイから24時間予約受付(もちろん予約はその場で完了)
- PC・ケータイに対応した医院ホームページを手軽に作成
サービスはすべてウェブブラウザを通じて提供されるので、ソフトウェアをインストールしたり専用PCを導入したりする必要はありません。ウェブサイトが見られるPCを必要台数用意すればOKです(マシンのスペックは低くても大丈夫ですが、ネットブックのような画面の解像度が低い物は避けたほうがよいでしょう)。
30日間の無料体験もできますので、ぜひ試してみることをおススメします。
0 件のコメント:
コメントを投稿